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答え:LINE が乗っ取られたかもと思ったら、まず今のスマホで LINE が使えるかを見ます。使えるなら、ホーム → 設定(歯車)→「アカウント」→「ログイン中の端末」で見覚えのない端末をログアウトし、同じ画面の「パスワード」を変え、「ログイン許可」をオフにします。「アカウントからログアウトされました」と出たら「削除」は押さず「再ログイン」を試し、もう入れないときは LINE のヘルプのお問い合わせフォームから本人が連絡します。友だちには電話や別の SNS など LINE 以外で「私の LINE からの連絡は無視して」と伝えます。
友だちから「変なメッセージが来たよ」と言われた、LINE 公式アカウントから覚えのないログイン通知が届いた、急にログアウトされた。そんなときに読む記事です。手順は LINEヤフーの公式ヘルプ(LINEヘルプセンター・LINEみんなの使い方ガイド)と、警察庁の案内で確かめて書いています。
(確認日:2026年10月31日。メニューの名前はアプリの版で変わることがあります。出典は記事の最後にまとめています。)
乗っ取りのサイン:こんなことが起きたら疑う
- 「LINE」という名前の公式アカウントから、覚えのないログインや引き継ぎの通知が届いた
- 「ログイン中の端末」に、使っていない PC やタブレットが出ている
- 送った覚えのないメッセージがトークに残っている。友だちから「変なメッセージが来た」と言われた
- 急に「アカウントからログアウトされました」と表示された
- パスワードやメールアドレスが、自分の知らないうちに変わっている
逆に、知らない人が「友だち」に出てきただけなら、乗っ取りとは限りません。LINE の説明では、スマホの連絡先に入っている電話番号が LINE に登録されていると、自動で友だちに追加されることがあります。
画面の状態でやることが変わる
LINE のヘルプは、まず「今のスマホで LINE が使えるか(メッセージを送ったり受け取ったりできるか)」で分けています。自分がどれに当たるかを先に決めます。
| 今の状態 | 意味 | すぐやること |
|---|---|---|
| LINE は普通に使える | スマホ自体は無事。PC などから入られている可能性 | ログイン中の端末のログアウト → パスワード変更 → ログイン許可をオフ |
| 「アカウントからログアウトされました」と出た | 別の端末でアカウントが使われた可能性 | 「削除」は押さず、「再ログイン」を試す |
| パスワードが変えられて入れない | 乗っ取られた可能性が高い | お問い合わせフォームから本人が連絡。友だちに LINE 以外で知らせる |

まだ使えるときにすぐやる4つ
- 見覚えのない端末をログアウトする:ホーム → 設定(歯車)→「アカウント」→「ログイン中の端末」。一覧に知らない端末があれば「ログアウト」をタップします。
- パスワードを変える:ホーム → 設定 →「アカウント」→「パスワード」。ほかのサービスで使っていない、新しいパスワードにします。
- ログイン許可をオフにする:ホーム → 設定 →「アカウント」→「ログイン許可」をオフ。初めはオンになっていて、オフにすると、スマホ以外(PC・タブレット)からのログインを止められます。PC 版 LINE を使っていない人は、オフのままで困りません。
- 送られたメッセージを取り消す:犯人が送ったメッセージが残っていれば、取り消しておきます。
パスワードを変えるだけで安心しないことが大事です。LINE のヘルプでも、パスワード変更とは別に、見覚えのない端末のログアウトとログイン許可のオフを並べて案内しています。入っている相手を追い出す・鍵を変える・入口を閉じる、の3つをそろえます。
LINE のメールアドレスとパスワードで、ほかのサイトに入っていた人
LINE のメールアドレスとパスワードで、ブラウザからほかの会社のサービスにログインする「Web ログイン」を使っていた場合、そちらにも入られているおそれがあります。LINE のヘルプは次の手順を案内しています。
- LINE のパスワードを変える
- ホーム → 設定 →「アカウント」→「Web ログインの2要素認証」をオンにする
- Web ログインのときに友だちに追加された、そのサービスの公式アカウントをブロックする
- そのサービスとのアプリ連動を解除する
- そのサービスの Web サイトからもログアウトする(連動を解除してもログインが続くことがあるため)
LINE に Gmail や Yahoo!メールを登録している人は、そのメールのパスワードも変えると安全です。メールを取られると、LINE のパスワードを変えても、また取られてしまうからです。
関連:アカウントを乗っ取られたかもと思ったら|不正ログインに気づいたときにやる順番
「ログアウトされました」と出た・もうログインできないとき
「アカウントからログアウトされました」の画面が出たら、必ず「再ログイン」をタップします。LINE のヘルプによると、この画面で「削除」を押すと、そのスマホに保存されていた LINE のデータがすべて消えます。犯人が「アプリを消して入れ直して」と言ってきても従いません。
再ログインできない、パスワードが変えられている、といった場合は、LINE ヘルプセンターの「LINEアカウントを乗っ取られた/乗っ取られた可能性がある」のページにある「お問い合わせフォーム」から連絡します。そのとき知っておくことは次のとおりです。
- 連絡できるのはアカウントの持ち主本人だけです。家族や友だちの代わりの連絡は、原則受け付けていません。
- 状況を聞かれる項目は、正確に、くわしく書きます。いつ気づいたか、どんな通知や画面が出たか、登録していた電話番号・メールアドレスを書けるようにしておきます。
- 調べた結果、乗っ取りが確認されると、犯人に使わせないためそのアカウントは削除されます。
- そのときは、買ったスタンプや着せかえ(もらったものも含む)の利用権、購入履歴、コインの残高、LINE STORE で買ったクレジットの残高が、新しいアカウントに移されます。
アカウントが削除されると、トーク履歴や友だちは元に戻りません。新しいアカウントで友だちを追加し直すことになります。機種変更でトークが消えたときの戻し方は、こちらでまとめています。
関連:LINEの機種変更でトーク履歴が消えた・引き継げなかったときは?
あわせて、警察庁はログイン履歴の画面や、サービスの会社とのやり取りを保存しておくよう案内しています。犯人が送ったメッセージを友だちに画面ごと送ってもらうと、証拠になります。お金の被害が出たら、最寄りの警察署か警察相談専用電話「#9110」に相談します(ダイヤル回線や一部の IP 電話では使えないので、その場合は都道府県警察の相談電話へ)。
友だちへの知らせ方
乗っ取られたアカウントからは、家族や友だちに「コンビニで電子マネーを買って番号を送って」といったメッセージが送られます。警察庁の資料でも、よくある手口として挙がっています。知らせるのは LINE 以外(電話、SMS、メール、ほかの SNS)で行います。乗っ取られたアカウントは犯人も見ているので、そこからの「乗っ取られた」という連絡は信じてもらいにくいからです。
送る文の例です。
「○○です。LINE が乗っ取られたかもしれません。○月○日から、私の LINE からお金や電子マネー、認証番号、電話番号を頼むメッセージが来ても、返信しないでください。リンクも開かないでください。新しいアカウントになったら、こちらからまた連絡します。」
逆に、友だちの様子がおかしいときは、LINE では返さず、電話など別の方法で本人に確かめます。もう電子マネーの番号を送ってしまったら、すぐに警察に相談し、電子マネーの発行会社にも連絡します。
よくある手口と、乗っ取られないための設定
よくある手口
- 認証番号を聞くメッセージ:友だちのふりをして「スマホが壊れたから、届いた番号を教えて」などと頼みます。LINE の認証番号は、自分で引き継ぎをするときやメールアドレス・電話番号を変えるとき以外は使いません。聞かれたら、相手が誰でも詐欺です。
- 投票のお願い:「コンテストに投票して」とリンクを送り、偽の LINE ログイン画面で電話番号やパスワードを入れさせます。
- LINE を名乗るメール・SMS:「再認証が必要」「アカウント停止」「48時間以内」などで急がせて、偽のログインページへ誘います。運転免許証などの画像を送らせる例もあります。
- 宅配便の不在通知を装う SMS:開くと不正なアプリを入れさせられ、そこから SMS の認証を突破されることがあります。
LINE のヘルプによる見分け方は次のとおりです。LINE の公式サイトの URL は基本的に「line.me」で終わり、公式メールの送り主は「@line.me」で終わります。「line.me」の後ろに余計な文字が続く、記号や全角の英字が混じる、前に関係ない文字やハイフンがつく URL は偽物の可能性が高いです。そして、電話番号・メールアドレス・パスワード・認証番号を入れさせようとするものは、すべて詐欺です。
今のうちに見ておく設定
| 設定 | 場所 | ポイント |
|---|---|---|
| パスワード | ホーム → 設定 → アカウント → パスワード | ほかのサービスと使い回さない |
| メールアドレス | ホーム → 設定 → アカウント → メールアドレス | 登録しておくと、引き継ぎやパスワードの再設定に使える。そのメール自体のパスワードも強くする |
| ログイン許可 | ホーム → 設定 → アカウント → ログイン許可 | PC・タブレットを使わないならオフ |
| Web ログインの2要素認証 | ホーム → 設定 → アカウント | Web ログインを使う人はオン |
| ログイン中の端末 | ホーム → 設定 → アカウント → ログイン中の端末 | ときどき開いて、知らない端末がないか見る |
| バックアップ用の PIN コード | ホーム → 設定 → バックアップ・引き継ぎ → トークのバックアップ | 6桁。誕生日・連続数字・同じ数字の繰り返しは避け、人に教えない |
今の LINE の「PIN コード」は、ログインの鍵ではなく、引き継ぎのときにトーク履歴を戻すための6桁の番号です。登録しておくと、バックアップしていなくても直近14日分のトークを引き継げます。乗っ取りの予防というより、乗っ取りや故障でスマホを替えるときの備えとして設定しておきます。
セキュリティソフトを入れるか決めるとき
乗っ取りのあと、スマホにセキュリティソフトを入れるか迷う人もいます。警察庁も、乗っ取りの予防に多要素認証やログイン通知とあわせて「セキュリティサービスの利用」を挙げています。ただ、LINE の乗っ取りの多くは、だまされて自分で認証番号やパスワードを入れてしまうことで起きます。ソフトでできることには限りがあります。
| 入れると期待できること | 入れてもできないこと |
|---|---|
| 知られている偽サイトを開いたときに止める | 認証番号を自分で人に教えてしまうのを止める |
| 宅配便を装う SMS などから入る、不正なアプリを見つける(主に Android) | 乗っ取られたアカウントを取り戻す |
| 危ない SMS やメッセージに注意を出す(製品による) | 使い回したパスワードを変える |
LINE にも、トークに送られたフィッシングサイトを見つける機能があります。まずは上の設定と「認証番号は誰にも教えない」を守るのが先で、ソフトはその上の備えです。家族の高齢者や子どもが怪しいリンクを開いてしまいやすい家では、効き目があります。
申し込む前に、次を確かめます。
- 料金の出し方:年額か月額か。何台まで使えるか。家族の分も入るか。2年目以降の更新料金。
- 無料体験のあと:自動で有料に切り替わるか。解約の期限と、解約の画面の場所。
- iPhone か Android か:iPhone 向けは、アプリの検査ができないなど機能が少ない場合があります。自分のスマホで何ができるかを説明で確かめます。
- データの扱い:SMS や通知の中身、見たサイトの情報をどこまで読むのか。プライバシーポリシーに使い道が書かれているか。
- 携帯会社のサービスとの重なり:携帯会社の迷惑メッセージのブロックなど、すでに使えるものがないか先に見ます。
セキュリティソフトを入れる場合の一例
危険なサイトへのアクセスの警告や、ID・パスワードの漏えいの監視などをまとめて使いたい場合は、セキュリティソフトを入れる方法もあります。当サイトが提携している製品を1つ載せます。機能・対応端末・料金と、無料体験のあとの自動更新の扱いは、申し込む前に公式サイトで確かめてください。
定番のセキュリティソフト ノートン 360よくある質問
Q. 友だちに認証番号を教えてしまいました。
今のスマホで LINE が使えるうちに、ログイン中の端末のログアウト、パスワードの変更、ログイン許可のオフをすぐ行います。もう使えないなら、お問い合わせフォームから連絡し、ほかの友だちに LINE 以外で知らせます。番号を聞いてきた友だちのアカウントも乗っ取られているので、その人にも電話などで知らせます。
Q. 覚えのないログイン通知が届きました。リンクを押していいですか?
本物の通知は、LINE のトークにある「LINE」という名前の公式アカウントから届きます。メールや SMS のリンクは押さず、LINE アプリを開いて、設定 → アカウント →「ログイン中の端末」を自分で確かめます。
Q. 家族の代わりに問い合わせできますか?
LINE のヘルプでは、問い合わせはアカウントの持ち主本人だけで、代理は原則受け付けていません。家族は、本人のそばで一緒に入力を手伝う形にします。
Q. 乗っ取られたアカウントは取り戻せますか?
乗っ取りが確認されると、そのアカウントは削除され、有料のスタンプやコインなどは新しいアカウントに移されます。トークや友だちは戻らないので、新しいアカウントで作り直します。
まとめ
- まず今のスマホで LINE が使えるかを見る
- 使えるなら、ログイン中の端末をログアウト → パスワード変更 → ログイン許可をオフ
- 「ログアウトされました」は「削除」を押さず「再ログイン」。入れないなら本人がお問い合わせフォームへ
- 友だちには LINE 以外で知らせる。お金の被害は警察(#9110)へ
- 認証番号を聞かれたら、相手が誰でも詐欺
出典
- LINEヘルプセンター「LINEアカウントを乗っ取られた/乗っ取られた可能性がある」
- LINEヘルプセンター「LINEの不正ログイン(乗っ取り)の防止と対処」
- LINEヘルプセンター「LINE乗っ取り⋅詐欺被害に遭わないために知っておきたいこと」
- LINEヘルプセンター「LINE公式アカウントからログイン通知が届いた」
- LINEヘルプセンター「[バックアップ用のPINコード]とは?」
- LINEみんなの使い方ガイド「LINEの乗っ取り被害を防ぐために!確認しておきたい3つのこと」
- 警察庁「サイバー警察局便り 2026 Vol.13」(SNSやメールの乗っ取り・なりすましに注意)
- 警察庁「不正アクセス対策」
- 警察庁「フィッシング対策」
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