〜暮らしの落書き帳〜

引っ越しの電気・ガス・水道はいつ止める?|連絡の時期と立ち会いの要否

電気・ガス・水道を表す3色の画面 生活トラブル

引っ越しの日が決まったものの、電気・ガス・水道にいつ連絡すればいいのか分からない人は多いはずです。この記事では、それぞれの連絡の時期の目安、立ち会いが要るかどうか、連絡を忘れたときの対処、最後の料金の払い方を、大手の電力会社・ガス会社・水道局の公式案内をもとにまとめました。

先に結論:電気・ガス・水道は、引っ越しの1〜2週間前までに「止める日」と「始める日」をまとめて連絡すれば、多くの場合間に合います。電気はほとんど遠隔で切り替わるので、多くの場合立ち会いは要りません。ガスは新居で使い始めるときに立ち会いが必要なので、日時の予約がいちばん大事です。水道は東京都の場合、3〜4日前までの手続きが案内されています。

電気・ガス・水道の連絡の順番。2週間前のガスの予約から、当日の新居での開栓まで

電気・ガス・水道の連絡時期の目安

まず、大手の公式ページに書かれている目安を一つの表にしました。地域や契約している会社によって違うので、自分の会社のページでも確かめてください。

連絡の時期の目安止めるときの立ち会い始めるときの立ち会い
電気(東京電力)31日前からWebで申し込める。1週間前くらいまでが目安不要多くの場合不要
ガス(東京ガス)1〜2週間前まで基本は不要(オートロックなどは必要)必要
ガス(大阪ガス)Webは前日まで(翌日13時以降の訪問)。電話は12時までなら当日の作業も可能公式FAQに記載なし必要
水道(東京都水道局)3〜4日前まで公式FAQに記載なし公式FAQに記載なし
水道(横浜市)公式ページに日数の記載なし現地で精算するなど特別な場合を除き不要基本は不要

どれも「ぎりぎりでも受け付けてもらえることがある」というだけで、希望の日時が取れるとは限りません。特にガスは、作業員が家に来る枠を予約するので、混む時期は早めの連絡が大切です。東京ガスは、3月上旬〜4月上旬、ゴールデンウィークのころ、毎月の月末・月初、9月末、12月末が混むと案内しています。

引っ越し日から逆算した連絡の順番

上の目安を、引っ越し日から逆算して並べると次のようになります。立ち会いが要るガスから先に予約し、立ち会いが要らない電気と水道を続けて済ませる、という順番です。

いつやること
2週間前ごろガス会社に、旧居の停止日と新居の開始日を連絡し、開栓の立ち会い日時を予約する
1週間前ごろまで電力会社に、旧居の停止日と新居の開始日を連絡する
3〜4日前まで水道局に、旧居の中止と新居の開始を連絡する(東京都の場合)
引っ越し当日(旧居)荷物を出したらブレーカーを切る。オートロックなどでガスの閉栓に立ち会いが要る場合は立ち会う
引っ越し当日(新居)ブレーカーを入れて電気を確かめ、水が出るか確かめ、ガスの開栓に立ち会う

電気・ガス・水道を別々の会社と契約している場合は、それぞれに連絡が必要です。電話が混みやすい時期は、Webやアプリの手続きを使うと待ち時間を減らせます。

連絡するときに用意するもの

  1. 今の契約が分かるもの(検針票、Webの明細など)。お客さま番号が書いてあります。
  2. 止める日(旧居)と始める日(新居)。
  3. 新居の住所。マンションなら部屋番号まで。
  4. 連絡がつく携帯電話の番号。東京電力のガスの停止の申し込みでは携帯電話番号が必要です。

東京電力の案内では、「従量電灯」と「低圧電力」のように契約が複数ある場合は、契約ごとに止める申し込みが必要です。

出典:東京電力エナジーパートナー「引越しのお手続き」、東京電力エナジーパートナー くらしのアイデア「手続き期限はいつまで? 意外と知らない『電気の引越し』Q&A」、東京ガス「引越し時にガスの使用停止・使用開始の手続きは何日前にするのがよい?」、大阪ガス「引越しにともなうガスの使用開始・中止の手続きはいつまでに申込めばいいですか?」、東京都水道局「使用開始・中止について(お引っ越しの手続)」、横浜市「水道の使用開始・中止に伴う手続き」

電気:多くの場合、立ち会いは要らない

電気の止める作業と始める作業は、ほとんどが遠隔操作で行われます。そのため、東京電力では多くの場合立ち会いは不要です。ただし、電力計(電気メーター)が通信機能に対応していない場合や、新居の情報がまだ登録されていない場合は、立ち会いが必要になることがあり、その場合は事前に連絡があるとされています。

いつまでに申し込むか

東京電力のWeb手続きは、止める日・始める日の31日前から申し込めます。平日の17時までに手続きが済んでいれば、通常はその日のうちに止めたり始めたりできるとされていますが、設備の状況によっては当日に対応できないこともあります。同社は1週間前くらいまでの手続きを勧めています。申し込んだ内容の変更や取り消しは、予定日の1営業日前の正午まで受け付けています。

ブレーカーの扱い

  • 旧居:退去するときにブレーカーを切ります。東京電力は、切り替えのあいだの火災を防ぐためと説明しています。
  • 旧居の電気は、止める日の夜12時までは通常使えるとされています(設備によって違う場合があります)。
  • 新居:入居前の家はブレーカーが「切」になっていることがよくあります。電気がつかないときは、分電盤のアンペアブレーカーと漏電ブレーカーが入っているか確かめ、それでもつかなければ電力会社に連絡します。

出典:東京電力エナジーパートナー「引越しのお手続き」、東京電力エナジーパートナー くらしのアイデア「手続き期限はいつまで? 意外と知らない『電気の引越し』Q&A」

ガス:開栓は立ち会いが必要

ガスは、電気・水道と違って、新居で使い始めるときに必ず人が来ます。係の人がガスメーターの栓を開け、ガス機器の点検や、ガスの種類が機器に合っているかの確認、安全な使い方の説明をするためです。

開栓(使い始め)の流れ

  1. 引っ越しの1〜2週間前までに、ガス会社のWebか電話で使用開始を申し込みます。
  2. 立ち会える日時を指定します。大阪ガスは「立ち会い可能な日時を指定してください」と案内しています。
  3. 当日、係の人が来てメーターの栓を開け、点火の確認と安全の説明をします。東京ガスのFAQでは作業時間は20〜30分ほどです。

本人が立ち会えない場合、東京ガスでは、説明の内容を伝えられる代理の人(大家さんや管理人さんなど)でもよいとしています。引っ越し当日に荷物の搬入と時間が重なりやすいので、開栓は搬入の後の時間帯にしておくと慌てずに済みます。

閉栓(止める)の流れ

旧居でガスを止めるときは、係の人がガスメーターの栓を閉めます。東京ガスでは基本的に立ち会いは要りません。ただし、オートロックの建物や、ガスメーターが部屋の中にある場合は立ち会いが必要になります。作業は10分ほどです。

出典:東京ガス「ガス使用開始(開栓)作業時に、立会いが必要か知りたい。」、東京ガス「引越しの手続き(使用開始・停止)や作業の流れを知りたい。」、東京ガス「引越し時にガスの使用停止・使用開始の手続きは何日前にするのがよい?」、大阪ガス「引越しにともなうガスの使用開始・中止の手続きはいつまでに申込めばいいですか?」

水道:止め方と新居で水が出ないとき

水道は、自治体の水道局(または水道を運営する事業者)に連絡します。東京都水道局は、引っ越しの3〜4日前までに、東京都水道局アプリかお客さまセンターで、使用の開始・中止の手続きをするよう案内しています。

止めるときの注意

  • 届け出をしないと、使っていなくても基本料金がかかります(東京都水道局)。
  • 止めるときの立ち会いは、横浜市では現地で精算するなど特別な場合を除いて要りません。オートロックのマンションなどでは立ち会いが必要になることがあります。
  • 住んでいる自治体の水道局のページで、受付の方法と期限を確かめてください。

新居で水が出ないとき

  1. 使用開始の申し込みが済んでいるか確かめます。まだなら水道局に連絡します。
  2. 申し込み済みなら、水道メーターの手前にあるバルブ(止水栓)が閉まっていることがあります。すべての蛇口が閉まっているのを確かめてから、反時計回りにいっぱいまで回します。
  3. 開けられないときは、水道局のお客さまセンターに連絡します。

出典:東京都水道局「使用開始・中止について(お引っ越しの手続)」、東京都水道局「各種手続やお問合せ」、東京都水道局「手続きに際して」、横浜市「水道の使用開始・中止に伴う手続き」、大阪市水道局「よくある質問と回答【開始・中止】」

連絡を忘れたとき・最後の検針と精算

連絡を忘れたとき

気づいた時点で、すぐに各社に連絡します。止める連絡を忘れると、旧居の料金を払い続けることになり、新居の分と二重に払うおそれがあります(東京ガス)。水道も、届け出がないと使っていなくても基本料金がかかります(東京都水道局)。

  • 電気:東京電力では、Webの申し込み期間を過ぎた場合などはカスタマーセンターへ電話するよう案内しています。
  • ガス:大阪ガスは電話なら12時までの受付で当日の作業もできるとしていますが、混み具合によっては希望の日時になりません。
  • 水道:新居で水が出る状態でも届け出が要るかは建物によって違うため、大阪市水道局は電話での問い合わせを案内しています。

最後の検針と精算

止めた日までの使った分は、最後の料金として請求されます。払い方は会社によって違います。

  • 電気・ガス(東京電力):最後の分の料金は、今の支払い方法で払います。
  • ガス(東京ガスのコラム):閉栓作業のあとに精算します。使った量や日数で日割りにするのが一般的で、精算方法は会社によって違うため事前に確認が必要です。
  • 水道(横浜市):旧居で使っていた支払い方法で精算します。現地で精算したい場合は事前に問い合わせます。
  • 水道(東京都):23区と多摩地区26市町の中での引っ越しなら、引っ越し後も前の口座振替やクレジットカードを使い続けられます。

口座やカードを解約する予定がある人は、最後の請求が終わるまで残しておくと安心です。

出典:東京電力エナジーパートナー「引越しのお手続き」、東京ガス「引越し時にガスの使用停止・使用開始の手続きは何日前にするのがよい?」、大阪ガス「引越しにともなうガスの使用開始・中止の手続きはいつまでに申込めばいいですか?」、東京都水道局「手続きに際して」、横浜市「水道の使用開始・中止に伴う手続き」、大阪市水道局「よくある質問と回答【開始・中止】」

関連記事

▶ 引っ越しでやること・手続きの順番(ほかの手続きも時期ごとに確認)

▶ 引っ越し先でネットがつながるまで(ネットの連絡も一緒に)

▶ 引っ越しのときの光回線|移転・解約・新規どれが得?(回線をどうするか決める)

▶ 冷蔵庫の電源はいつ切る(電気を止める前の準備)

⚡ いま読まれているトレンド

→ トレンド記事をもっと見る

コメント

タイトルとURLをコピーしました