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介護福祉士の過去問・テキストの選び方|第39回試験までの手順

介護福祉士の過去問・テキストの選び方|第39回試験までの手順 介護・保育の仕事と資格

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第39回介護福祉士国家試験は、2027年1月31日(日)です(社会福祉振興・試験センター、2026年10月確認)。この記事では、過去問とテキストを選ぶときに商品説明のどこを見ればよいかを、試験センターの出題基準・合格基準・受験の手引をもとに整理し、試験日から逆算した進め方も示します。

結論:過去問とテキストは何を確かめて選べばいい?

答えは次の3点です。

  1. まず無料の過去問から始めます。試験センターのホームページに、第36回〜第38回の3回分の問題と正答が載っています。ただし解説はありません(社会福祉振興・試験センター、2026年10月確認)。
  2. 買うなら「解説つきの過去問集」を1冊。表紙や説明欄で「第39回(2027年1月の試験)向け」であること、最新の第38回が入っていること、5つの選択肢それぞれに解説があることを確かめます。
  3. テキストは、試験の13科目を1冊で通して扱うものを1冊。過去問で間違えた所を引く辞書として使います。

今日(2026年10月25日)から試験日までは98日です。過去問を3回まわすなら、1回目を11月中、2回目を12月中、3回目と時間を計った通し演習を1月に置くと、日程に収まります。

なお、第39回の受験申し込みは2026年9月2日で締め切られています(社会福祉振興・試験センター、2026年10月確認)。これから受験資格をそろえる人は、従業期間・従事日数の数え方や資格の順番を先に確かめてください。「介護の資格の取り方と順番|費用・期間と受験できる年の数え方」にまとめています。

試験の形はどうなっている?(日程・パート・13科目)

数字は第39回の受験の手引と試験センターのページによります(2026年10月確認)。

  • 受験票の発送:2026年12月11日(金)。12月21日になっても届かないときは試験センターに問い合わせます
  • 筆記試験:2027年1月31日(日)。午前がパートA(10時00分〜11時45分)、午後がパートB・C(13時40分〜15時35分)
  • 合格発表:2027年3月23日(火)14時、試験センターのホームページに受験番号を掲載
  • 出題数は125問。五肢択一を基本とする多肢選択形式で、図・表・イラスト・写真を使う問題もあります

科目は13あり、パートA・B・Cに分かれます。合格の判定では、13科目を11の「科目群」にまとめて数えます。「人間の尊厳と自立」と「介護の基本」で1群、「人間関係とコミュニケーション」と「コミュニケーション技術」で1群です。

下の表の問題数は、パートA・B・Cに分かれて実施された直近の第38回(2026年1月)の「合格基準及び正答」の問題番号から数えました(厚生労働省、2026年10月確認)。合計は第39回の合格基準にあるパートの配点(A60点・B45点・C20点、1問1点)と一致します。第36回の問題番号から数えても各科目群の問題数は同じでしたが、回によって変わることもあるので目安です。

科目群パート問題数(第38回)
人間の尊厳と自立、介護の基本A12問
人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術A10問
社会の理解A12問
生活支援技術A26問
こころとからだのしくみB12問
発達と老化の理解B8問
認知症の理解B10問
障害の理解B10問
医療的ケアB5問
介護過程C8問
総合問題C12問
パートAは60問、Bは45問、Cは20問。出典:厚生労働省 第38回介護福祉士国家試験の合格基準及び正答について、社会福祉振興・試験センター 第39回合格基準(2026年10月確認)

合格には、総得点が合格基準点以上であることに加えて、11科目群すべてで得点があることが要ります。合格基準点は「総得点の60%程度を基準に、問題の難しさで補正した点数」です(社会福祉振興・試験センター 合格基準、2026年10月確認)。得意な科目で点を稼いでも、1つの科目群が0点なら合格できません。5問の「医療的ケア」や8問の科目群も、過去問で一通り触れておきます。

総得点で届かなかった場合も、パートごとの判定があります。パートごとの基準点以上で、そのパートの科目群すべてに得点があれば、そのパートは合格になり、翌年と翌々年の試験でそのパートの受験が免除されます。このパートごとの判定は、第38回(2026年1月)の試験から始まった仕組みです(社会福祉振興・試験センター 合格基準・受験の手引・結果通知の見方、厚生労働省 第38回試験の結果、2026年10月確認)。古い参考書には、この仕組みが載っていないことがあります。

試験の範囲は、試験センターが公開している「出題基準」に科目ごとに示されています。ただし出題基準は「標準的な出題範囲の例示」で、法律や厚生労働白書などの公刊物からも出題されることがあります(社会福祉振興・試験センター 出題基準、2026年10月確認)。

無料の過去問で足りる?市販の過去問集との違いは?

試験センターの「過去の試験問題」のページには、第36回から第38回までの3回分が載っています。科目ごとの問題のPDFと、各回の「合格基準・正答一覧」があります。ほかに、音声読み上げ用のページと、すべての漢字にふりがなを付けた版もあります(社会福祉振興・試験センター、2026年10月確認)。

無料の過去問で分かるのは「どの選択肢が正答か」までです。ほかの4つがなぜ誤りかの解説はありません。理由が分からない問題が多いときは、解説つきの過去問集があるとテキストを引く回数が減ります。

選び方の順番は下の図のとおりです。まず無料の過去問を1回分、時間を計らずに解き、理由が分かる問題の多さで、過去問集を先に買うかを決めます。

過去問・テキストを選ぶ順番。無料の過去問で始め、解説が要るか、科目の抜けがあるかで買う物を決める
過去問・テキストを選ぶ順番。無料の過去問で始め、解説が要るか、科目の抜けがあるかで買う物を決める

もう1つの違いは、古い回の扱いです。過去問の正答は、その試験の時点の制度をもとにしています。試験センターは、出題基準を公表したあとの法改正で制度が大きく変わった事項などは、出題基準にない事項でも出題することがある、としています(出題基準、2026年10月確認)。そのため、古い回の問題の中には、今の制度では答えの前提が変わっているものが含まれるかもしれません。市販の過去問集を選ぶときは、改正に合わせた注記があるかを説明欄で見ておくと安心です。

また、第36回の問題は、問題番号の並びが今のパートA・B・Cの順とは違います(第36回と第38回の「合格基準及び正答」の問題番号で確認)。パートごとに時間を計って解きたいときは、直近の第38回を使うと本番の並びに近くなります。

選ぶときに確かめる仕様は?(チェックリスト)

商品ページで、次の項目を上から確かめます。印刷して候補の本ごとに印を付けられます。

過去問集・テキストの仕様チェックリスト(Daily Picks 編集部作成。試験の形は社会福祉振興・試験センター、2026年10月確認)
確かめる項目どこで・何を見るか印
対象の回表紙・説明欄に「第39回」「2027年1月試験」の表示があるか。年の表示だけなら、どの回向けかを説明欄で確かめる□
収録している回(過去問集)最新の第38回(2026年1月)が入っているか。何回分を収録しているか□
解説の細かさ(過去問集)正答だけでなく、5つの選択肢それぞれに解説があるか。見本ページで確かめる□
科目の網羅(テキスト)目次に13科目がすべてあるか。医療的ケア・介護過程・総合問題が抜けていないか□
パートA・B・Cの区分目次や問題の並びが、パートや11科目群に沿っているか(苦手なパートを探しやすい)□
制度改正の扱い改正に合わせた注記や、出版後の正誤・追補の案内先が書かれているか□
通し演習(模擬問題)125問を、午前60問・午後65問の形で解ける問題が入っているか□
持ち歩き方本の大きさ・重さ、電子版の有無。移動中に読むかどうかで決める□

この中で特に間違えやすいのが「対象の回」です。第39回の試験は令和8年度の試験ですが、実施は2027年の1月です。年の表示だけで判断せず、説明欄や奥付で「第39回」「2027年1月実施」に対応しているかを確かめると、1年前の版を買ってしまう失敗を防げます。

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1月31日までに過去問をどう進める?

試験日から逆算して、3つの期間に分けます。11月1日からなら91日、受験票が届く12月11日からは51日です。

期間やること使う物
11月(1回目)1回分ずつ時間を計らずに解き、科目群ごとの正答数を書き出す。理由が分からない問題に印無料の過去問、解説つき過去問集
12月(2回目)印を付けた問題を解き直す。正答数が少ない科目群はテキストの該当の章を読む過去問集、テキスト
1月(3回目・通し)本番と同じ時間で125問を通して解く。午前と午後を分けて時間を計る模擬問題、まだ解いていない回
日数は2026年10月25日から2027年1月31日までの暦日で計算(Daily Picks 編集部)

1回目で大事なのは、点数よりも「科目群ごとの正答数」を書き出すことです。合格には11科目群すべてで得点が要るため、0問や1問の科目群がどこかを早く見つけることが目的です。問題数の少ない科目群は、3回分をまとめて数えると苦手かどうかが見えます。

1月の通し演習では、本番の時間で解きます。試験時間を問題数で割ると、1問にかけられる時間の目安が出ます。

  • 午前のパートA:105分で60問 → 1問あたり約1分45秒
  • 午後のパートB・C:115分で65問 → 1問あたり約1分46秒

(試験時間は第39回の受験の手引による標準の時間。計算は Daily Picks 編集部。)最後の問題まで届かなければ、解く順番を決めておきます。

次の一手:教材をそろえたら何をする?

今週のうちに、次の3つを済ませておくと、11月から1回目に入れます。

  1. 試験センターの「過去の試験問題」から第38回の問題と正答一覧を保存し、1回分を時間を計らずに解く
  2. 科目群ごとの正答数を書き出し、上のチェックリストで過去問集・テキストを選ぶ
  3. 12月11日の受験票の発送を手帳に書き、21日までに届かなければ試験センターに連絡する予定を入れる

テキストは、チェックリストの「科目の網羅」と「パートA・B・Cの区分」で選びます。科目の順に章が並んでいれば、間違えた科目をそのまま引けます。

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今回の試験に申し込んでいない人や、まだ受験資格がそろっていない人は、教材より先に「いつ受けられるか」を数えるのが先です。実務経験ルートでは、従業期間と従事日数の両方と、実務者研修の修了が要ります。数え方と、研修費用を減らす公的な制度は「介護の資格の取り方と順番」で確かめられます。

よくある質問

Q. 無料の過去問だけで勉強してもいいですか?

試験センターの過去問は問題と正答だけで、解説はありません。正答を見て理由が分かるなら、無料の過去問とテキストの組み合わせで進められます。理由が分からない問題が多いときは、解説つきの過去問集を足すと、テキストで調べる手間が減ります。

Q. 古い年の過去問集を安く買っても使えますか?

問題を解く練習にはなりますが、正答と解説はその試験の時点の制度にもとづいています。その後に制度が変わっていると、今の試験では正答の前提が違っている場合もありえます。第39回向けの版を選ぶか、古い版を使うときは、制度に関わる問題を最新のテキストで確かめてください。

Q. 前回パートで合格しています。全部のパートの教材が要りますか?

第39回で受けるパートを選べるのは、第38回でパート合格に該当した人だけで、申し込み後に選んだパートは変えられません(社会福祉振興・試験センター、2026年10月確認)。申し込んだパートの科目に絞って過去問を解けば足ります。どのパートに合格したか分からないときは、試験センター(03-3486-7521、平日9時30分〜17時)に問い合わせます。

まとめ

  • 第39回の筆記試験は2027年1月31日(日)、125問、パートA・B・C、13科目(11科目群)
  • 試験センターに第36回〜第38回の問題と正答が無料で載っている。解説はない
  • 過去問集は「第39回向け」「第38回を収録」「選択肢ごとの解説」の3点で選ぶ
  • 11科目群すべてで得点が要るので、1回目は科目群ごとの正答数を書き出す

参考情報・出典

  • 社会福祉振興・試験センター「令和8年度 第39回介護福祉士国家試験」 https://www.sssc.or.jp/kaigo/tetsuzuki.html (2026年10月25日確認)
  • 社会福祉振興・試験センター「第39回 受験の手引(PDF)」 https://www.sssc.or.jp/kaigo/pdf/pdf_tebiki_39.pdf (2026年10月25日確認)
  • 社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験 出題基準」 https://www.sssc.or.jp/kaigo/kijun/kijun_01.html (2026年10月25日確認)
  • 社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験 合格基準」 https://www.sssc.or.jp/kaigo/kijun/kijun_02.html (2026年10月25日確認)
  • 社会福祉振興・試験センター「過去の試験問題」 https://www.sssc.or.jp/kaigo/past_exam/index.html (2026年10月25日確認)
  • 社会福祉振興・試験センター「第36回介護福祉士国家試験の合格基準及び正答について(PDF)」 https://www.sssc.or.jp/kaigo/past_exam/pdf/no36/k_kijun_seitou.pdf (2026年10月25日確認)
  • 社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験 結果通知の見方(PDF)」 https://www.sssc.or.jp/kaigo/info/pdf/info_20260129.pdf (2026年10月25日確認)
  • 厚生労働省「第38回介護福祉士国家試験の合格発表について」 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_71070.html (2026年10月25日確認)
  • 厚生労働省「第38回介護福祉士国家試験の合格基準及び正答について(PDF)」 https://www.mhlw.go.jp/content/12004000/001669883.pdf (2026年10月25日確認)
  • 社会福祉振興・試験センター トップページ(第39回の申し込み終了のお知らせ) https://www.sssc.or.jp/kaigo/ (2026年10月25日確認)

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