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y.u mobileが12月1日に全プランを値上げ、同時にギガを増量|「ギガ倍増特典」は11月分で終了、実質は10GB→20GB

y.u mobileが12月1日に全プランを値上げし同時にギガを増量、ギガ倍増特典は11月分で終了という文字が入ったアイキャッチ。白い机の上で、画面が真っ白なスマートフォンを両手で持っている手元を真上から写した写真

格安SIMのy.u mobileが、2026年12月1日の利用分から全プランの月額基本料を引き上げます。値上げ幅は月320円から820円。同時に、毎月もらえる高速データ通信容量(プラン容量)も増やします。発表は2026年9月1日付の公式告知です。

見落としやすいのが、いま付いている「ギガ倍増特典」が2026年11月分の付与で終わることです。告知の表だけを見ると容量が4倍になるように読めますが、特典の分を差し引くと、実際に毎月使えるギガは「2倍」や「1.25倍」にとどまります。自分が値上げになるのか実質値下げになるのかは、使っているプランと毎月の使用量で変わります。

あわせて読みたい:格安SIM・楽天モバイルを乗り換える前に確認すること|電波・端末・料金・手続きの順に整理【2026年版】

12月1日から何が変わるのか

y.u mobileは「サービス提供にかかる費用の継続的な増加」を理由に、2026年12月1日(火)の利用分から、提供中の全プラン(シングル/シングル U-NEXT/シェア U-NEXT)で月額基本料を改定します。改定後の金額は次のとおりです(すべて税込)。

プランSIMタイプ改定前改定後差額
シングル音声通話SIM1,070円1,390円+320円
シングルデータSIM(SMSなし)800円1,170円+370円
シングルデータSIM(SMSあり)932円1,302円+370円
シングル U-NEXT-2,970円3,490円+520円
シェア U-NEXT-(プラン基本料)3,620円4,440円+820円

シェア U-NEXTで改定されるのは「プラン基本料」です。ここに音声通話SIMの料金550円が加わるので、音声通話SIM1枚で使っている人の月額は4,170円から4,990円になります(2枚目の550円は請求時に値引きされるため、音声通話SIM2枚までは同じ金額です)。

変わるのは料金とプラン容量だけで、通信速度、オプション料金、契約更新ルール、解約金には変更がないと明記されています。手続きを求める案内もなく、12月1日の利用分から自動的に切り替わります。

ギガは増えるが、「ギガ倍増特典」は11月分で終わる

もう一方の変更が容量です。毎月付与されるプラン容量は次のように増えます。

プラン改定前のプラン容量改定後のプラン容量
シングル5GB20GB
シングル U-NEXT10GB25GB
シェア U-NEXT20GB50GB

数字だけ見るとシングルは4倍ですが、この「改定前」はいま実際にもらっている量ではありません。y.u mobileは2025年4月1日から「ギガ倍増特典」を実施していて、契約プランと同じ量のギガを毎月上乗せしています。シングルなら5GB+5GBで10GB、シングル U-NEXTなら10GB+10GBで20GB、シェア U-NEXTなら20GB+20GBで40GBというのが現在の実態です。

この特典が、今回の改定に合わせて2026年11月分の付与をもって終了します。したがって、実際に毎月使えるギガの変化はこうなります。

プラン11月まで(特典込み)12月から実質の増え方
シングル10GB20GB2倍
シングル U-NEXT20GB25GB1.25倍
シェア U-NEXT40GB50GB1.25倍

告知も「特典終了後も実際に毎月付与されるプラン容量は現行の実質容量より増加いたします」と書いており、減るわけではありません。ただし「4倍」ではない点は押さえておきたいところです。

屋外で、画面が真っ白な青いスマートフォンを片手で持っている手元のクローズアップ
増えるのは毎月付与されるギガ。特典の分を差し引くと、実際に使える量はシングルで10GBから20GBになる(写真はイメージ)

「yuモバイルの値上げ」は自分のプランだといくらか|ギガ倍増特典はいつまで使えるか

検索では「yuモバイル」「y.uモバイル」とカタカナで書かれることが多いですが、これはここで扱っている「y.u mobile」と同じサービスです。表記が違うだけで、料金改定の内容も対象プランも変わりません。

yuモバイル(y.u mobile)の値上げが自分の請求にいくら効くのかは、契約しているプランで決まります。2026年12月1日の利用分からの月額基本料は、シングルが音声通話SIMで1,070円から1,390円、データSIM(SMSなし)で800円から1,170円、データSIM(SMSあり)で932円から1,302円です。シングル U-NEXTは2,970円から3,490円、シェア U-NEXTはプラン基本料が3,620円から4,440円になります。シェア U-NEXTは音声通話SIM1枚分の550円と合わせると、4,170円から4,990円です。

「ギガ倍増特典はいつまで使えるか」は、2026年11月分の付与までです。特典ギガは毎月1日に付与されてきたので、11月1日に付与される分が最後になります。12月分からは特典のない新しいプラン容量に切り替わり、シングルは20GB、シングル U-NEXTは25GB、シェア U-NEXTは50GBが毎月の付与量になります。

つまり、yuモバイル(y.u mobile)の請求と使えるギガは、11月分と12月分で次のように見えます。

  • 11月分…旧料金+ギガ倍増特典。使えるギガはシングルで10GB、シングル U-NEXTで20GB、シェア U-NEXTで40GB。
  • 12月分…新料金+新しいプラン容量。使えるギガはシングルで20GB、シングル U-NEXTで25GB、シェア U-NEXTで50GB。

値上げなのか値下げなのか、1GBあたりで見る

支払額とギガが同時に増えるので、損得は「1GBあたりいくらか」で見ると判断しやすくなります。特典込みの現行と、12月以降を比べたものが次の表です。

プラン11月まで12月から
シングル(音声通話SIM)1,070円 ÷ 10GB=約107円/GB1,390円 ÷ 20GB=約70円/GB
シングル U-NEXT2,970円 ÷ 20GB=約149円/GB3,490円 ÷ 25GB=約140円/GB
シェア U-NEXT(音声通話SIM1枚)4,170円 ÷ 40GB=約104円/GB4,990円 ÷ 50GB=約100円/GB

単価はどのプランでも下がります。増えたギガを使い切れる人にとっては実質的な値下げです。一方、毎月3GBしか使っていない人にとっては、使い道のない容量と引き換えに月320円から820円を払うことになり、単純な値上げです。

ただしy.u mobileには、余ったギガに有効期限がない「永久繰り越し」があります。使い切れなかった分は翌月以降へ積み上がるので、増えた容量がそのまま消えるわけではありません。ストックの上限は100GBで、超えた分は古いギガから消えます。

なお、ギガ倍増特典には「付与時点の残容量がシングル95GB以上、シングル U-NEXT90GB以上、シェア U-NEXT80GB以上だと特典ギガが付与されない」という条件がありました。特典自体がなくなるため、この条件も12月以降は関係なくなります。

年間でいくら増えるのかも見ておきます。シングルは320円×12か月で年3,840円、シングル U-NEXTは年6,240円、シェア U-NEXTは年9,840円の増額です。家計の固定費としては小さくない額なので、「ギガが増えるなら仕方ない」で済ませず、増えた分を使うかどうかで判断したいところです。

逆に、毎月ギガを買い足していた人は計算が変わります。y.u mobileのデータチャージは1GB単位なら330円、10GBまとめて買えば1GBあたり120円(10GBで1,200円)です。シングルで毎月5GBほど追加購入していた人なら、12月以降は20GBに収まって追加購入がいらなくなる可能性が高く、320円の値上げを差し引いても支払いは減ります。直近3か月の請求にチャージ代が入っているかどうかを見てください。

家族で使っているシェア U-NEXTも同じです。音声通話SIMは2枚目まで追加料金がかからないので、2人で使うなら改定後は4,990円で1人あたり約2,495円(現在は4,170円で約2,085円)、3人なら5,540円で1人あたり約1,847円になります。50GBを家族で分け合う前提なら、1人あたりの単価はまだ低い水準です。

同じ容量帯の他社と比べる

値上げ後の金額が高いかどうかは、同じくらいのデータ量を使える他社と並べると見当がつきます。音声通話つきの料金で比べると次のようになります(2026年9月29日時点、税込)。

サービスプラン月額データ容量
y.u mobileシングル(12月1日から)1,390円20GB
IIJmio25ギガプラン(音声通話SIM)2,000円25GB
mineoマイピタ 30GB(デュアルタイプ)2,178円30GB
ahamoahamo2,970円30GB

値上げ後でも、20GB帯としては安い部類に残ります。ちなみにahamoも同じ2026年12月1日に改定があり、基本料金が40GB 3,135円から120GB 5,115円の段階制に変わります。ドコモの旧プランの値上げも同じ日です。12月1日は複数の事業者で料金が変わる日だと考えておくとよさそうです。

もっとも、料金と容量だけで決められるものでもありません。MVNOは昼休みなど混雑時間帯の速度が事業者ごとに違いますし、y.u mobileには利用者負担0円のスマホ修理費用保険(年間最大30,000円まで補償)や、U-NEXTの月額プランが込みになるプランといった、容量以外の要素もあります。乗り換えを考えるなら、料金表の隣に自分が実際に使う機能を並べて比べてください。

室内の机に向かってシャツ姿の男性がスマートフォンを両手で持って画面を見ている。手前にはノートパソコンと開いたリングノートが置かれている
最初に見るのはマイページの「データ利用状況」。毎月の使用量と繰り越しの残量で、値上げになるか実質値下げになるかが分かれる(写真はイメージ)

12月1日までに確認しておきたいこと

  1. マイページの「データ利用状況」で、契約中のプランと毎月の実際の使用量、いま積み上がっているギガの残量を見る。3GB前後しか使っていないなら、値上げ分がそのまま負担増になります。
  2. 11月1日に付与される特典ギガが最後になる点を頭に入れる。y.u mobileのギガに有効期限はないので、急いで使い切る必要はありません。
  3. ストック上限は100GBです。繰り越しが上限に近い人は、増えた容量が積み上がらずに古い分から消えていきます。
  4. 解約金の設定はありません。今回の変更は電気通信事業法の初期契約解除制度の対象でもあり、変更確定後に届く契約内容通知書の受領日を含めて8日を経過するまでは、事業者の同意なしに解除できます。総務省の説明では、この場合も解約時までの利用料や事務手数料などの実費は支払う必要があります。
  5. 初期契約解除は「料金プランだけの取消し」ではなく契約全体の解除になります。シングル U-NEXT/シェア U-NEXTを契約している場合はU-NEXT月額プランも合わせて解除されます(U-NEXTアカウント自体は残り、購入済みの電子書籍などは引き続き利用できます)。

改定が確定したあとに、あらためて契約内容通知書が送られてきます。9月1日の告知は「変更前の時点で交付する事前の説明」で、初期契約解除の8日間はこの書面の交付では始まりません。起算点になるのは後から届く契約内容通知書のほうです。

乗り換えるならいつ・どう手続きするか

12月1日の改定内容を見て、他社への乗り換えを考える人もいるはずです。ここでは、電話番号をそのまま使って乗り換える「MNP」の仕組みと、y.u mobile側の手続きを整理します。内容は、総務省とy.u mobileの公式ページで2026年9月30日に確認したものです。料金の比較は前の節にまかせ、ここでは「手続きの順番」と「タイミング」に絞ります。

MNPには「ワンストップ」と「ツーストップ」の2つの方式がある

総務省の説明によると、2023年5月24日から「ワンストップ方式」が始まりました。乗り換え先の会社のWebサイトで申し込むだけで手続きが進み、MNP予約番号を自分で取る必要がありません。これまでの「ツーストップ方式」は、今の会社でMNP予約番号を発行してもらい、その番号を乗り換え先に伝えて申し込む方法です。2つの方式は並行して使われています。

ワンストップ方式は、今の会社と乗り換え先の両方が対応している場合に使えます。ドコモが公開している「MNPワンストップ対応事業者一覧」(2026年3月17日時点)には、y.u mobileの名前は見当たりませんでした。また、y.u mobileの公式ヘルプは、MNP予約番号を発行して乗り換える手順を案内しています。そのため、y.u mobileから出るときは、ツーストップ方式を前提に準備しておくと手順を組み立てやすくなります。対応状況は変わることがあるので、申し込む前に乗り換え先の案内も確かめてください。

手数料と引き止めのルール

総務省の携帯電話ポータルサイトは、MNP転出手数料はWebでの手続きなら無料と説明しています。電話や店舗で申し込むと手数料がかかる場合があります。y.u mobileの公式ヘルプも、MNP予約番号の発行に費用はかからないと明記しています。

同じポータルサイトでは、乗り換え元の会社が、利用者の同意なくMNPを引き止める営業をすることは禁止されていると書かれています。乗り換え先で別途、契約事務手数料がかかることはあるので、申し込み画面の費用欄も見ておきましょう。

y.u mobileから転出するときの流れ

y.u mobileの公式ヘルプ「他社への乗り換え(MNP)」によると、手続きは次の順番です。

  1. マイページの「契約内容確認・変更」から対象のSIMを選び、「MNP予約番号発行」を申し込む
  2. 発行を待つ(公式ヘルプでは、最大で2日かかる場合があるとしています)
  3. 発行された予約番号を使い、乗り換え先で申し込む
  4. 乗り換え先で開通すると、y.u mobileは自動で解約になる

MNP予約番号の有効期限は、発行日を含めて15日です。公式ヘルプは、有効期限内でも乗り換え先によって「残り日数」の条件がある場合があると注意しています。発行したらなるべく早く申し込むと安心です。支払い方法が無効になっていると予約番号は発行できず、発行後に無効になるとキャンセルされる点も書かれています。

なお、マイページの「解約」はMNP転出とは別の手続きです。音声通話SIMを「解約」すると電話番号も使えなくなると公式ヘルプにあるため、番号を残したい人は解約ボタンを押さないよう気をつけてください。

タイミングを考えるときのポイント

y.u mobileの公式ヘルプ「SIMの解約、プラン解約」には、月の途中で解約しても解約月の月額基本料は満額かかり、日割りはないと書かれています。日割りがない場合、月の早い時期に切り替えても、その月の料金は変わりません。改定前の料金のうちに移りたいなら、11月中に乗り換え先で開通まで終えられるよう、発行にかかる日数と予約番号の期限から逆算しておくと計画しやすくなります。MNP転出で契約が終わる月の料金の扱いは、手続き前にマイページやヘルプで確かめてください。

確認することどこで確かめるか
MNP予約番号の発行y.u mobile マイページ
予約番号の有効期限(発行日含む15日)発行後のマイページ表示
乗り換え先がワンストップ対応か乗り換え先の公式サイト
解約月の料金(日割りなし)y.u mobile 公式ヘルプ
SIMカードの返送y.u mobile 公式ヘルプ
U-NEXTなどセットのサービスy.u mobile 公式ヘルプ・契約内容

乗り換え前のチェックリスト

  • 支払い方法が有効になっているか(無効だと予約番号が発行されない)
  • U-NEXTの月額プランがついていないか(公式ヘルプでは、乗り換え完了の時点で視聴の権利がなくなると案内)
  • 乗り換え先で今のスマホが使えるか、SIMロックや対応機種を確認したか
  • 予約番号の発行日と有効期限をメモしたか
  • 乗り換え先の申し込みに必要な本人確認書類をそろえたか
  • 開通後、y.u mobileのSIMカードを返送する準備ができているか

SIMカードは貸し出し品のため、解約後は返送が必要だと公式ヘルプに書かれています。返送先は、公式ヘルプ「解約後のSIMの取り扱いについて」に記載の「y.u mobile SIMカード回収係」で、送料は利用者の負担です。返送がない場合や、切断・変形・破損がある場合は、SIM未返却手数料がかかる場合があるとされています。乗り換えが終わったら、忘れずに送っておきましょう。

よくある質問

Q. 値上げに合わせて何か手続きが必要ですか。 A. 公式の告知に手続きの案内はありません。2026年12月1日の利用分から、新しい月額基本料とプラン容量へ自動的に切り替わります。

Q. 「ギガ倍増特典」の最後の付与はいつですか。 A. 2026年11月分が最後です。特典ギガは毎月1日に順次付与されてきたので、11月1日に付与される分が最終回になります。使い切れなかったギガは有効期限なしで繰り越されます(ストック上限100GB)。

Q. 値上げに納得できない場合、お金をかけずにやめられますか。 A. y.u mobileに解約金の設定はありません。加えて今回の変更は初期契約解除制度の対象なので、契約内容通知書を受け取ってから8日以内なら一方的に解除できます。ただし解除されるのは契約全体で、U-NEXTつきプランではU-NEXT月額プランも同時に解除されます。

まとめ

  • y.u mobileは2026年12月1日の利用分から、全プランの月額基本料を320円から820円引き上げます。
  • 同時にプラン容量を増やしますが、「ギガ倍増特典」が2026年11月分で終わるため、実際に使えるギガはシングルで10GB→20GB、U-NEXTつきの2プランで1.25倍です。
  • 1GBあたりの単価は下がるので、増えた容量を使う人には実質値下げ、あまり使わない人には純粋な値上げになります。
  • 解約金はなく、初期契約解除制度も使えますが、起算点は改定確定後に届く契約内容通知書の受領日です。

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