要点:お酒を飲んだあと、数時間あけても運転できるとは限りません。警察の資料では、分解の速さには個人差があり、一眠りしても、汗をかいても、抜けるわけではないとされています。
警察の資料で確認できた範囲で整理しました(確認日:2026年10月21日)。
基準は2つ:酒気帯びと酒酔い
沖縄県警の資料では、次のように説明されています。
- 酒気帯び運転:呼気1リットルあたりのアルコールが0.15mg以上
- 酒酔い運転:呼気のアルコールが0.5mg以上、または、アルコールの影響で正常な運転ができないおそれがある状態
0.15mg未満でも、酒気を帯びて運転することは法律で禁止されています。0.5mg未満でも、正常な運転ができないおそれがあると認められれば、酒酔い運転になります。

どれくらい飲むと、基準に届く?
沖縄県警の資料には、体重60kgの人がビール大瓶2本程度、または日本酒2合(15%・360ml)程度を飲むと、30分後に呼気0.5mgに達する可能性がある、とあります。ただし、アルコールの分解には個人差があるため、あくまで目安です。
「何時間あければ大丈夫」と言い切れる数字は、資料では確認できませんでした。
よくある勘違い
福岡県警の資料では、次のような考えを誤解としています。
- 「一眠りしたから大丈夫」:睡眠中は肝臓の働きが落ち、分解が遅くなる
- 「風呂やサウナで汗を流した」:アルコールは主に肝臓で分解されるため、汗や尿で抜けることはほとんどない
罰則は、運転する人だけではない
福岡県警の資料にある罰則は次のとおりです。
- 酒酔い運転:5年以下の拘禁刑、または100万円以下の罰金
- 酒気帯び運転:3年以下の拘禁刑、または50万円以下の罰金
運転する人以外にも、次の3つが禁止されていて、拘禁刑や罰金が定められています。
- お酒を飲んだ人、これから飲む人に車を貸すこと
- 運転する人にお酒を出すこと
- お酒を飲んだ人が運転する車に同乗すること
運転する予定があるときは
資料の内容から考えると、運転する日は、飲まないのがいちばん確実です。飲む予定があるなら、運転しない手段(公共交通・タクシー・運転代行)を先に決めておきます。
よくある質問
Q. 少しだけなら大丈夫ですか?
A. 0.15mg未満でも、酒気を帯びた運転は法律で禁止されています。
Q. 翌朝の運転は大丈夫ですか?
A. 分解の速さには個人差があるため、飲んだ量や時間だけでは決められません。資料でも、一眠りしたから大丈夫、という考えは誤解とされています。
Q. お酒を飲んだ人を車に乗せるのは?
A. 飲酒運転の車に同乗することも禁止されています。
出典(確認日:2026年10月21日)
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