要点:大型で猛烈な台風30号(チャンパー)が沖縄の南にあり、23日(金)から24日(土)ごろにかけて沖縄県の先島諸島に近づく見込みです。台風から離れた九州や日本海側でも、週末は前線の影響で大雨になるおそれがあります。風が強まる前の今日・明日のうちに、家のまわりと停電・断水への備え、避難する場所を確かめておきましょう。
気象庁の台風情報(10月22日6時45分発表)と、日本気象協会・自治体の案内で確認できた範囲で整理しました(確認日:2026年10月22日)。進路は変わることがあるので、出かける前や寝る前に最新の情報を見てください。
台風30号はいまどこにいるか
気象庁の発表では、22日6時の時点で台風30号は沖縄の南にあり、北西へ時速20キロで進んでいます。
- 大きさ・強さ:大型で猛烈な勢力
- 中心気圧:905ヘクトパスカル
- 最大風速:55メートル(最大瞬間風速80メートル)
このあとの予報(22日6時45分発表)は次のとおりです。

日本気象協会(tenki.jp、21日夕方の解説)は、台風は24日に東シナ海へ進んだあと北東へ向きを変え、26日(月)ごろに対馬海峡で温帯低気圧に変わる見込みとしています。九州に近づくおそれもあり、勢力は弱まっても影響に注意が必要とされています。
台風から離れた所でも、週末は大雨のおそれ
日本気象協会の21日の解説によると、本州付近に止まりやすい秋雨前線の活動が、台風の北上で活発になるおそれがあります。
- 24日(土):九州の広い範囲で、警報級の大雨のおそれ
- 25日(日):山陰や北陸で、大雨警報が出る可能性が「中」程度
- 沖縄地方:23日(金)から猛烈な風。予想される最大瞬間風速は60メートルで、一部の住家が倒壊するおそれ。23日の波の高さは11メートルの予想
「台風はまだ遠いから大丈夫」と思っていても、雨は先に強まることがあります。九州・中国・北陸に住んでいる人も、週末の予定を立てる前に住んでいる地域の天気予報を確かめてください。
風が強まる前にやること
東京都中央区の「台風に備えて」の案内をもとに、今日・明日のうちにできることをまとめました。
家の外
- ベランダや庭の植木鉢・物干しざお・自転車など、飛ばされそうな物は固定するか家の中へ
- 側溝や排水口のごみ・落ち葉を取り除く。雨水ますの上に物を置かない
- 浸水が心配な所は、土のうや止水板を早めに置く
家の中
- 窓ガラスに飛散防止フィルムを貼るか、カーテン・ブラインドを閉めておく(割れたガラスが飛び散るのを防ぐ)
- 停電・断水に備えて、水・食べ物・携帯トイレを用意する。非常用の持ち出し袋も確かめる
- スマホとモバイルバッテリーを充電しておく。懐中電灯の電池も見ておく
停電したときに困ることの順番と、家で用意しておくものは停電に備えて家で用意しておくものにまとめています。
避難の準備
- 市区町村のハザードマップで、自宅が浸水や土砂災害のおそれのある場所か確かめる
- 避難する場所と、そこまでの道を家族で決めておく。夜や大雨の中で動くのは危ないので、明るいうちに動けるようにする
情報の見方(5月から名前が変わった)
2026年5月29日から、気象庁の大雨などの情報は、5段階の「警戒レベル」の数字と一緒に伝えられるようになりました(例:「レベル3大雨警報」)。
- レベル3やレベル4の情報が出たら、気象庁の「キキクル(危険度分布)」や川の水位で、住んでいる所の危険度を確かめる
- 市区町村から警戒レベル4の「避難指示」が出たら、すみやかに避難する
- 避難所に行くのが危ないときは、川や崖から離れた近くの頑丈な建物の上の階に移るなど、その時にできる一番安全な行動をとる
出かける予定がある人は
沖縄・奄美方面の飛行機や船、週末に九州を通る交通は、台風や大雨で運休・欠航になることがあります。運航・運行の状況は、航空会社・船会社・鉄道会社の公式サイトやアプリで、出発の前日と当日に確かめてください。予約の変更や払い戻しの扱いも、各社の公式のお知らせで案内されます。
よくある質問
Q. 本州に住んでいますが、何かする必要はありますか?
A. 気象庁の予報では、台風は26日ごろに東シナ海、27日ごろに日本海に進む見込みです。台風から離れた所でも週末は前線で雨が強まるおそれがあるので、住んでいる地域の予報と警報を確かめてください。進路はこれから変わることもあります。
Q. 窓に養生テープを貼ると安全ですか?
A. 自治体の案内では、窓ガラスには飛散防止フィルムを貼るか、カーテンやブラインドを閉めておくことがすすめられています。強い風の中で外に出て作業するのは危ないので、準備は風が強まる前に済ませてください。
Q. 停電したとき、まず何を確かめればいいですか?
A. 自分の家だけか、近所も止まっているかを確かめます。電力会社の停電情報のページやアプリで、地域の停電と復旧の見込みを見られます。停電中に困ることと備えは停電の備えの記事にまとめています。
出典(確認日:2026年10月22日)
- 気象庁「台風情報」(台風第30号、10月22日6時45分発表)
- 気象庁「防災気象情報が新しくなります」(2026年5月29日から)
- 日本気象協会 tenki.jp「猛烈な台風30号 中心気圧900hPa 週末は前線活発化 九州は広く警報級大雨か」(10月21日)
- 東京都中央区「台風に備えて」
- 東京都港区「新たな防災気象情報の運用開始について」
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