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国税庁をかたるメールが届いたら|見分け方と、リンクを開かずにできる確認方法

国税庁をかたるメールが届いたら 見分け方と確認方法(Daily Picks)

要点:国税庁やe-Taxをかたるメールは、リンクを開かず、登録済みの環境から確認するのが基本です。

国税庁・フィッシング対策協議会の公式の案内で確認できた範囲で整理しました(確認日:2026年10月21日)。

まず、届いたメールを開く前に

「還付金があります」「未納の税金があります」「e-Taxの確認が必要です」。こうしたメールが届いても、本文のリンクやボタンは押さないでください。

国税庁は、e-Taxをかたる不審メールについて、掲載後も事例を追加しながら注意を呼びかけています(最新の追加は2026年10月16日)。

国税庁が「しない」こと:還付のアプリ、催促・差押予告、イータ君の画像付きメール、SMS・LINEでの納付連絡

国税庁が「しない」こと

国税庁の案内では、次のようなメールや連絡は、国税庁は送らないとされています。

  • 還付金額を書いたメールや、還付金の受取のためにアプリのダウンロードを求めること
  • 支払いの催促、差押えの予告、滞納金額を書いたメール
  • イータ君やロゴの画像を付けたメール
  • 「不動産取得資金に関する調査」などの回答を求めるメール
  • SMS・メール・LINEで、国税の納付や差押えの連絡をすること

このどれかに当てはまるメールは、国税庁からではない可能性が高いと考えてください。

見分けるポイント

e-Taxからのメールには、次のような特徴があると国税庁が説明しています。

  • 送信元:e-Taxからのメールの送信元は「info@e-tax.nta.go.jp」だけです。それ以外は不審です
  • 本文:定型文で、原則としてURLを載せません。手続きや納付を催促する内容もありません
  • 宛名:利用者が登録した宛名で届きます。「納税者様」のような一般的な宛名は、不審の目安です
  • 部局名:「国税庁 特許情報局」のように、実在しない部署名が書かれていれば不審です

送信元の表示名は似せられるので、表示名ではなくメールアドレスを見てください。

最近の手口:アプリを入れさせる

フィッシング対策協議会は、2026年9月30日に、国税庁をかたってAndroidスマホ向けの不正なアプリを入れさせようとするメールを緊急情報として公表しました。件名は「還付に関するお知らせ」「【重要】e-Taxメッセージボックスに新しいお知らせがあります」など、さまざまです。

同じ協議会は、2026年9月30日の時点で、国税庁のスマホ用e-Taxアプリは提供されていない、と案内しています。メールやSMSのリンクからアプリを入れないでください。

届いたときの進め方

  1. リンク・ボタンは押さない。アプリも入れず、個人情報やカード情報も入力しない
  2. e-Taxの通知が気になるときは、メッセージボックスを自分で開く。登録済みの環境から確認する。メール内のリンクは使わない
  3. 心配なら税務署に聞く。最寄りの税務署の総務課、または国税局の納税者支援調整官に問い合わせる
  4. 報告する。同じようなメールを見つけたら、フィッシング対策協議会(info@antiphishing.jp)に報告できる

相談先としては、ほかにIPA(情報処理推進機構)の安心相談窓口も、国税庁の案内に挙げられています。

よくある質問

Q. もうリンクを開いてしまいました。
A. それ以上は進まず、アプリを入れたり、情報を入力したりしないでください。すでに入力した場合は、フィッシング対策協議会がよくある質問ページで対処を案内しています。

Q. 本物のe-Taxからのメールは、どう届きますか?
A. 送信元は「info@e-tax.nta.go.jp」で、定型文です。原則として本文にURLはなく、納付や手続きを催促する内容もありません。

Q. 電話や訪問の場合は?
A. 国税庁は、アンケート名目の電話や、ATMの操作を求めることもしないとしています。電話ではその場で答えず、相手の所属・氏名・電話番号を確認して、いったん切ってください。

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偽のSMSへの備えや、アカウントを乗っ取られたかもと思ったときの動き方は、こちらの記事で整理しています。

出典(確認日:2026年10月21日)

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