答え:2026年の国の補助金「給湯省エネ2026事業」では、エコキュートは1台あたり最大10万円(基本7万円+性能加算3万円)、ハイブリッド給湯機は最大12万円、エネファームは17万円です。電気温水器を撤去すると2万円、電気蓄熱暖房機は4万円が上乗せされます。申請は登録された業者が行うので、自分で申し込む必要はありません。受付は予算がなくなり次第終了(遅くとも2026年12月31日)で、10月29日時点で予算の54%が使われています。
冬を前に給湯器の交換を考えていると、「補助金はいくら出る?」「ガス給湯器でも使える?」「いつまで?」が気になります。この記事では、経済産業省の給湯省エネ2026事業の公式サイトをもとに、金額・対象・申請の流れと、東京都の上乗せをまとめます。
(確認日:2026年10月30日。給湯省エネ2026事業の公式サイト、住宅省エネ2026キャンペーンの資料、東京都環境公社のページによります。予算の使われ方は毎日変わります)
補助額の一覧
| 給湯器 | 基本額 | 性能加算 | 1台あたり最大 |
|---|---|---|---|
| エコキュート(ヒートポンプ給湯機) | 7万円 | 3万円 | 10万円 |
| ハイブリッド給湯機(電気ヒートポンプ+ガス) | 10万円 | 2万円 | 12万円 |
| エネファーム(家庭用燃料電池) | 17万円 | なし | 17万円 |
性能加算は、機種ごとに決められた性能の条件を満たすときに付きます。どの機種が当てはまるかは、公式サイトの対象製品の一覧か、見積もりを頼む業者に確かめます。
古い機器を外すと上乗せ(撤去加算)
- 電気温水器を外す:1台2万円(補助を受ける給湯器の台数まで)
- 電気蓄熱暖房機を外す:1台4万円(2台まで)
リフォームで2025年11月28日以降に外すものが対象です。古いエコキュートを外しても上乗せはありません。撤去加算は別の予算(36億円)で、10月29日時点で27%が使われています。
ガス給湯器(エコジョーズ)は対象?
持ち家でガス給湯器をエコジョーズに替えるだけの場合、給湯省エネ2026事業の対象にはなりません。対象は上の3種類です。住宅省エネ2026キャンペーンの資料では、エコジョーズ・エコフィールへの取り替えの補助(1台5万〜10万円)は賃貸の集合住宅に限られています。
持ち家のガス給湯器は、住んでいる都道府県や市区町村の補助がないかを確かめます。次の東京都の制度のように、エコジョーズも対象にしている自治体があります。
東京都に住んでいる場合:東京ゼロエミポイント
- 今の給湯器を省エネ性能の高い給湯器(エコキュート・エコジョーズ・エコフィールなど)に買い替えると、12,000ポイント(1ポイント=1円の値引き)
- 登録されたお店で買い、お店と一緒に申請する形。購入のときに値引きされる
- 期間は2027年3月31日までの予定。ただし予算の状況で早まることがある
給湯省エネ2026事業の公式サイトでは、国のお金が入っていない自治体の補助は併用できるとされています。併用できるかは、自治体の窓口かお店に確かめてください。
補助金を受け取るまでの流れ
- 「給湯省エネ事業者」に登録された業者を選ぶ:申請できるのは事前に登録した業者だけです。公式サイトで登録事業者を探せます。見積もりのときに「給湯省エネ2026事業の登録事業者ですか」と聞きます
- 工事の契約をしてから工事を始める:対象は2025年11月28日以降に着工したもので、契約より前に工事を始めたものは対象外です
- 工事が終わったら業者が申請する:自分で事務局に申し込むことはありません。予算が残っていれば、業者が「予約」をして枠を押さえることもできます(予約は遅くとも2026年11月16日まで)
- 補助金がどう戻ってくるかを、契約の前に確かめる:工事代金から引くのか、あとで払われるのかは、業者との約束で決まります。見積書や契約書に書いてもらうと安心です
いつまで?
- 交付申請:予算の上限に達したら終了。遅くとも2026年12月31日まで
- 交付申請の予約:遅くとも2026年11月16日まで
- 予算(570億円)に対する申請の割合:54%(2026年10月29日0時時点の概算。公式サイトで毎日更新)
故障で急いでいるときは補助金を待つ余裕がないこともありますが、交換を考えているなら、見積もりの段階で「補助金を使いたい」と伝えておくと話が早く進みます。
気をつけたいこと
- 「補助金が使えます」と突然来る業者:給湯器の点検を名乗る電話や訪問から、高額な交換を迫るトラブルが増えています。その場で契約しないでください(給湯器・水回りの悪徳業者の手口と見分け方)
- 同じ給湯器で国の補助を2つは受けられない:給湯省エネ2025事業で補助を受けた給湯器は対象外です。みらいエコ住宅2026事業とは、機器ごとに分ければ使い分けられます
- 受け取ったあと6年間は勝手に処分しない:補助を受けた給湯器は、6年間、承認なしに目的外の使用や譲渡、処分ができません
今の給湯器がまだ使えるのか、交換したほうがいいのかは、給湯器の交換の目安は何年?と給湯器でお湯が出ないときの確かめ方で、年数と症状から判断できます。
出典
- 給湯省エネ2026事業【公式】「事業概要」「対象要件の詳細【購入・工事タイプ】」、トップページの執行状況(2026年10月29日時点)
- 経済産業省「住宅省エネ2026キャンペーン(資料)」
- 東京都環境公社「東京ゼロエミポイント」

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