歌ってみたやボーカルMIXを依頼するとき、 「WAVの設定は合っている?」「ボーカルはモノラル?」「必要な素材を入れ忘れていない?」 と不安になることがあります。
MIXを受ける側でも、届いた素材を1ファイルずつ開き、 サンプルレートやビット深度、チャンネル数などを確認する作業には時間がかかります。
そこで制作したのが、MIX依頼素材・受注素材をまとめて確認できるWindowsアプリ「MIX Ready」です。
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MIX Readyとは?
MIX Readyは、MIX素材が入ったフォルダを読み込むだけで、 音源ファイルの仕様・不足素材・重複・破損候補などをまとめて検査できるWindowsアプリです。
音質の良し悪しをAIで判断するアプリではありません。
目的は、 「提出されたMIX素材が、あらかじめ設定された受け入れ条件を満たしているか」を確認すること です。
そのため、歌い手側の提出前チェックにも、 MIX師側の受注素材チェックにも使用できます。
フォルダを選ぶだけでMIX素材をチェック
基本的な使い方はシンプルです。
- 検査プロファイルを選択する
- MIX素材フォルダを選択する
- 「検査を開始」を押す
素材フォルダはドラッグ&ドロップでも読み込めます。
検査が完了すると、結果は READY / CHECK / NOT_READY の3段階で表示されます。
READY:大きな問題が検出されなかった状態
CHECK:確認したほうがよい項目がある状態
NOT_READY:指定条件を満たしていない項目がある状態
チェックできる主な項目
MIX Readyでは、MIX素材の受け渡し時に確認したい情報をまとめてチェックできます。
- Sample Rate
- Bit Depth
- Mono / Stereo
- 再生時間
- Peak
- Inst / Main Vocalなどの必須素材
- Vocal / Harmony / Instの役割判定
- 素材同士の尺のズレ
- 重複ファイル候補
- 破損・読み込み不可WAV
- 不要な非音声ファイル
例えば48kHz / 24bitで提出する必要がある案件に、 44.1kHz / 16bitの音源が混ざっていた場合、 条件との差を検出できます。
ボーカルがMono指定なのにStereoで書き出されている場合なども確認できます。
ファイルごとの仕様を一覧表示
検査した音源はファイル単位で一覧表示されます。
確認できる主な情報は以下です。
- ファイル名
- 役割
- Sample Rate
- Bit
- Ch
- Duration
- Peak
- Status
DAWや音声編集ソフトでファイルを1つずつ開き、 仕様を確認する作業を減らせます。
問題が検出された場合は「検出内容」に理由も表示されるため、 どのファイルを修正すればよいのか確認しやすくなっています。
案件ごとに検査条件を保存できる
MIXの受付条件は、MIX師や案件によって異なります。
そこでMIX Readyでは、 検査条件をプロファイルとして保存できます。
設定できる主な条件には以下があります。
- Sample Rate
- Bit Depth
- Vocalのチャンネル数
- Instのチャンネル数
- 尺の許容差
- Peak警告値
- Inst必須設定
- Main Vocal必須設定
例えば48kHz / 24bit用、44.1kHz / 16bit用など、 案件ごとに条件を切り替えて使用できます。
ファイル名からVocal・Harmony・Instを判定
MIX Readyはファイル名をもとに、 Vocal・Harmony・Instなどの役割を判定できます。
さらに、役割を認識するためのキーワードもプロファイルごとに変更できます。
例えば、
Lead.wav→ VocalKaraoke.wav→ InstCho.wav→ Harmony
といった独自の命名ルールにも対応できます。

役割を手動で変更することも可能
ファイル名だけでは役割を正しく判定できない場合、 ファイルごとにVocal・Harmony・Instなどを手動指定できます。
必要に応じて自動判定へ戻すこともできます。
プロファイルを共有できる
作成した検査プロファイルは、 .mixreadyprofile形式でエクスポートできます。
例えばMIX師が自分の受付条件を設定したプロファイルを作成し、 依頼者へ渡すこともできます。
依頼者側はそのプロファイルを読み込み、 MIX師と同じ条件で提出前チェックを行えます。
不要なファイルを除外できる
MIX用のフォルダには、WAVだけでなく歌詞ファイルや画像、 READMEなどが含まれることがあります。
MIX Readyでは、 許可する非音声拡張子や除外ファイルを設定できます。
例えば、
lyrics.txtは許可cover.jpgは許可README.txtは検査対象外
といった設定が可能です。
重複したファイル候補を検出
MIX素材に同じ内容のファイルが複数含まれている場合、 重複候補として検出できます。
例えば、 main_vocal.wav と main_vocal_copy.wav の内容が同じ場合、確認対象として表示されます。
修正依頼文を作成できる

MIX師側で素材を確認し、修正が必要だった場合は、 検査結果をもとに修正依頼文を作成できます。
素材の問題点を一から文章で整理する手間を減らせます。
CSV・HTML形式でレポート出力
検査結果はCSVやHTML形式で保存できます。
案件の記録として残したり、 問題箇所を整理して確認したりする場合にも利用できます。
検査履歴を保存
過去に実行した検査は履歴として保存されます。
履歴画面では、日時・総合判定・ファイル数・エラー数・警告数・使用したプロファイル・フォルダなどを確認できます。
検索・ステータス絞り込みにも対応
ファイル数が多い案件では、 検索機能を使って対象ファイルを絞り込めます。
READY・CHECK・NOT_READYといったステータス別の確認もしやすくなっています。
ダークモードにも対応
MIX Readyはライトモードだけでなく、 ダークモードにも対応しています。
作業環境に合わせて表示を切り替えられます。
MIX素材チェックを効率化したい方へ
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音源は外部へアップロードしません
音源ファイルを扱うツールでは、 データの取り扱いも重要です。
MIX Readyはローカル環境で動作するWindowsアプリです。
検査する音源を外部サーバーへアップロードする仕組みはありません。
また、検査時に元のWAVファイルを書き換えることもありません。
素材をそのまま保持した状態でチェックできます。
こんな人におすすめ
- 歌ってみたのMIXを依頼する人
- 提出前の音源仕様を確認したい人
- MIX師から指定された条件を守れているか確認したい人
- MIX案件を受注しているMIX師
- 受け取った素材の確認作業を効率化したい人
- 案件ごとに受付条件を管理したい人
- 素材の再提出や確認のやり取りを減らしたい人

動作環境
- Windows 11 64bit推奨
- Windows 10 22H2 64bit 動作確認済み
- Mac非対応
MIX Readyの販売ページ
MIX Ready v1.0.0は、 BOOTHとココナラの2か所で販売しています。
販売価格は4,000円です。
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まとめ
MIX Readyは、MIXそのものを行うソフトではありません。
MIXを始める前の素材確認を効率化するためのWindowsアプリです。
歌い手側では提出前チェック、 MIX師側では受注後の素材チェックに利用できます。
Sample Rate・Bit Depth・Mono / Stereo・尺・Peak・必須素材・重複・破損候補などを、 フォルダ単位でまとめて確認できます。
「毎回ファイルを1つずつ確認するのが大変」 「提出ミスをできるだけ減らしたい」 という場合は、MIX Readyを活用してみてください。
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